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【コンパクトリッチな家】

先日、ある建材メーカーさんとの打ち合わせの中、施工事例集のような資料を見させていただきました。

そこにあるのは、めちゃくちゃ立派な雰囲気、大きな敷地に大きな家の施工例。

これ、首都圏じゃ現実的じゃないよね・・・というものが多く。

あっ、もちろん、そういう事例ばかりではなく、現実的なものも見せていただいた中での話です。

以前も少し感じたことがあるのですが、最近、住宅計画、家づくりをご検討されている方々の状況が本当に多様化してきているなぁと。

一般的に多いだろう子育て世代の方はもちろん多いのですが、他にも、お子様が独立してご夫婦2人だけの暮らしや、事情は色々でもシングルでの暮らし、2世帯や3世帯での暮らし、ご夫婦だけ、親子だけ、本当に色々です。

様々な状況の方々に応えていけるように、こちらの価値観も幅広くもち、また、それぞれのご家族構成、暮らし方にあわせた提案が出来るようにと考えています。

いずれにしても、どんな状況であろうとも、敷地に目一杯、住宅ローンや資金繰りも目一杯・・・と、可能な限り計画を広げることがいいことだとは思いません。

敷地条件に対して、予算の中で、「どれだけ大きなサイズの家ができるのか」、ではなく、「どんな暮らしをしたいのか」に基づいた、ご相談者、ご家族ごとに適切なサイズのお家をデザインする必要があります。

「小さい」と「狭い」

家族と家族が分離され、光や風、気配の感じない空間では「狭く」感じますよね。

家族の距離も縮まり、暮らしがコンパクトになり、省エネ・省資源の環境に寄与するお家は「小さい」。

ただ大きな家を縮小しただけでは、豊かな暮らしを感じることは出来ないかもしれません。

限られた条件の中に、家族の気配、光、風、機能性をバランス良く。

今後の光熱費負担増の可能性や、省エネという観点からも、コンパクトなお家だからこそ、最適な暮らしにつながるかもしれません。

土地価格も高く、土地面積が広いものを手に入れづらい、本社さいたまの施工エリアである東京・埼玉では特に。

コンパクトでも高性能高品質、コンパクトでもその家族に最適な豊かな暮らしの実現、小さくても光や風の取り込めるパッシブデザインの家、小さいからこそ省エネで、家族の距離感も縮まる家。

→ コンパクトリッチな家で実現しよう

豪華なカタログ、施工例を見ながらそんな風に感じた打ち合わせでした。

それでは、また明日。

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WRITER

瀬野 剛史

瀬野 剛史

TAKESHI SENO

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