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『新米建築士の教科書』から学んだこと~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~

山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。

「教科書」と呼ばれるものは手当たり次第に読んでみたくなってしまう性分の私。

建築士でもないのに、なりたいわけでもないのに、『新米建築士の教科書』という本を手に取ってしまいました。。

著者である飯塚豊氏の『間取りの方程式』を以前読んでみて、とても分かりやすくて面白かったというのも手に取った理由の一つです。

 

『新米建築士の教科書』から学んだこと

現役建築士や建築士を目指す方の技術、マインドを知ることで、自分の家づくりにも生かせると思います。

では、本書から学んだ内容を一部ご紹介します。

  • 設計の実務では計算が欠かせないが、小学校算数レベルの四則計算と三角関数、それと基本公式がわかっていれば十分間に合う
  • 屋根部の形状と建築コストに影響する「高度傾斜」と「防火規制」は役所に確実に聞いておく
  • 明るくグレアの少ない室内環境を作るコツとして、①窓は多方向に作る②窓は上方ほど大きくする
  • 外壁材を選ぶとき、まがいもの感満載の窯業系のサイディングだけはなんとかさけたい
  • 建築というのは都市の一部であり、建築と都市とは切っても切れない関係にある
  • エアコンは、できるかぎりAPFの数字が大きく、奥行きが小さい28〜40型程度の機器を勧める
  • 木造住宅の場合、断熱工事は最も難易度が高く、管理者にも専門知識が要求される
  • トラブルの5割は誤発注であることから、何らかの選択肢がある建材はすべて発注前に管理者が確認する

※ グレア:輝度の差から、周囲を暗く感じさせる「まぶしさ」のこと
※ APF:通年エネルギー消費効率

 

「建築というのは都市の一部」というのは、魅力あるまちづくりを目指すのであれば欠かせない視点だと思います。

イタリアの水の都として人気を集めるヴェネツィアのように、カラフルな建物で統一された景観には目を奪われます。

「一度は行ってみたい!!」と思わされます。

しかし、例えばこの景観に黒い外壁の建物が混ざってしまったら、私は幻滅してしまいます。。

「建築と都市とは切っても切れない関係」を、ヴェネツィアは体現しています。

 

誤発注されないためにも業者任せにしない

本書から学ぶことはたくさんあるのですが、最後に、トラブルの防止についてです。

「トラブルの5割は誤発注であること」が一般的だとしたら、施主は誤発注されないように、管理者と密に連絡を取り合わなければなりません。

「プロに任せておけば安心!」と思いたいところですが、現実はそうではないようです。

業者任せにならないように、施主は知識武装をする必要もあるでしょう。

詳しくは、『新米建築士の教科書』をお読みいただければと思います。


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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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