梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめ!

梅雨の湿気対策には「漆喰」!換気をプラスして不快な梅雨ストレスを吹き飛ばそう

日本の夏は高温多湿。

特に6~7月にかけては、湿度が高く、ジメジメと蒸し暑い日が続きますよね。

そんな不快な梅雨の時期を乗り越えるには、漆喰の塗り壁がおすすめです。

漆喰は、一般的なビニールクロスよりも、吸湿効果が高いため、湿度の高い季節も快適に過ごすことができるんです。

ほかにも漆喰ならではの様々なメリットがあります。

漆喰の塗り壁で湿気対策を行い、不快な梅雨ストレスを吹き飛ばしましょう。

今回は、梅雨時期の湿気対策になぜ漆喰がおすすめなのかについてご紹介します。

 

梅雨の時期はなぜ湿度が高くなるの?

梅雨の湿気対策には「漆喰」!換気をプラスして不快な梅雨ストレスを吹き飛ばそう

そもそも、なぜ夏は、他の季節に比べてこんなに湿度が高いのでしょうか?

それは、空気中に含むことのできる水分量が、温度によって変わるからです。

冬のように、気温が低ければ低いほど、空気中の水分量は少なくなります。これにより、空気がカラカラに乾いた状態になります。

 

一方、夏のように気温が上昇すると、同じ量の空気であっても、多く水分を含むことができます。

そのため、仮に湿度が同じであっても、気温が低い冬よりも、気温が高い夏の方が体感として湿度が高いと感じるようになるのです。

 

湿気対策になぜ「漆喰」が効果的なの?

梅雨の湿気対策には「漆喰」!換気をプラスして不快な梅雨ストレスを吹き飛ばそう

近年、リノベーションやDIYでも漆喰といった塗り壁材の需要が高まって来ていますが、なぜ漆喰だと、ビニールクロスよりも湿気対策ができるのでしょうか?

それには以下のような理由が関係してきます。

 

自然素材100%の「スペイン漆喰」

漆喰は調湿効果が高いから

漆喰は、非常に吸放湿性能に優れている壁材です。

室内が乾燥していれば、水分を放出して補い、室内が湿っていれば、余分な水分を吸い取ってくれるのです

これにより、一年中一定の湿度を保つことができ、梅雨のジメジメとした不快さも感じることがありません。

 

漆喰は結露やカビ・ダニを防いでくれるから

先述したとおり、漆喰は吸放湿効果に優れています。

このため、結露を防ぎ、カビ・ダニの発生も防いでくれます。

カビやダニが多く繁殖してしまうと、室内の空気も汚れ、シックハウス症候群などを引き起こす危険もあります。

また、木造住宅の場合であれば、カビ・ダニの発生は、建物そのものの寿命も短くしてしまいます。

私たちの健康はもちろんですが、家という大きな財産を守る為にも、漆喰で結露や湿気対策をしたいですね。

嫌な臭いを吸着してくれるから

漆喰は、強アルカリ性成分でできています。

そのため、主に酸性の臭いに効果的!

たとえば、夏の汗や皮脂汚れ、キッチン周りから発せられる生ごみ臭などもしっかりキャッチし、吸着・消臭してくれるんです。

 

梅雨の時期は、洗濯物を部屋干しするご家庭も多いですから、生乾きの嫌な臭いも気にならなくなるでしょう。

断熱効果も高いから

漆喰には断熱効果もあるため、夏場の外の熱気から室内を守ることもできるんです。

外気の温度に左右されないので、エアコンを過剰に使うこともありません。

夏は、1年の中で電気代の使用量が高くなる傾向にありますが、そのほとんどがエアコンの使用によるものだそうです。

断熱効果が高い漆喰ならば、そんな夏の電気代も節約できるので、家計の負担を軽くすることもできますね。

 

梅雨の湿気対策は換気もプラスして快適に!

梅雨の湿気対策には「漆喰」!換気をプラスして不快な梅雨ストレスを吹き飛ばそう

家の壁を漆喰にすることはもちろんですが、湿気対策には換気をこまめに行うことも重要です。

…というのも、梅雨のジメジメとした雨の日でも、屋外よりもお部屋の中の方が湿度が高くなっていることがあるから。

外の湿気が中に入ってきそう…と言って、換気を怠るのは逆効果になることもあるので、夏もこまめに換気をするようにしましょう。

また、漆喰の「吸放湿効果」を高めるためにも、適度に換気を行い、漆喰が吸った余分な水分を吐出させてあげなければならないのです。

 

換気を効率的に行うには、

◎窓やドアを2ヶ所以上開ける

◎対角線上にある窓を開ける

◎高低差のある窓を開ける

…というのがポイント。

 

うまく風の通り道を作って、室内の空気が循環するようにしましょう。

サーキュレーターを使い、窓に向かって運転させると、より空気がまわりやすくなりますよ。

 

漆喰で不快な梅雨時期も快適に!

梅雨の湿気対策には「漆喰」!換気をプラスして不快な梅雨ストレスを吹き飛ばそう

漆喰を使った塗り壁は、今回ご紹介したように梅雨特有の湿気やカビ、ダニの発生を防ぎ、嫌な臭いも吸着・消臭してくれる効果があります。

お部屋の壁を漆喰にすることで、梅雨ストレスも一気に解消。

気持ちの良い空間をつくることができるでしょう。

 

私たち無添加計画の家では、高機能な漆喰に加え、同じく調湿効果の高い無垢材を使用。

どちらも自然由来の素材を使っているので、空気をきれいにして、私たちの心と体の健康を守ります。

また、風の通り道を考えてつくられたパッシブデザインの家も好評です。

電力に頼り過ぎないからこそ、家計にも体にもやさしいお家が実現できます。

毎日の暮らしがより快適になるよう、家づくりに使う建材についても考えてみませんか?

漆喰や無垢材と言った自然のパワーで、不快な梅雨ストレスも吹き飛ばしましょう。

 

「パッシブデザイン」の家づくり