家のこと(新築)
2022.6.06. MON
注文住宅は打ち合わせが重要!後悔しないために上手に打ち合わせをする6つのコツ
NEW
注文住宅は打ち合わせが重要!
注文住宅を建てるにあたり、非常に重要なのが「打ち合わせ」。
どんな暮らしがしたいのか、どんな環境で暮らしたいのかといった要望を、依頼する設計士や営業スタッフと共有できないと理想の家を形にすることができません。
打ち合わせでうまくイメージを伝えられず、せっかく注文住宅を建てたのに満足度が下がってしまうことも…。
そうならないためには一体どんなことに気を付けて注文住宅の打ち合わせを進めていけばよいのでしょうか?
今回は、注文住宅で上手に打ち合わせをするコツについてご紹介します。
注文住宅のコツ①予算は明確にしておこう
注文住宅を建てるにあたって重要なのが資金面ですよね。
予算がはっきりしていないと、理想と現実のギャップがどんどん大きくなり、せっかく打ち合わせをしても「これでは支払いできないから“プランの練り直し”」…なんてことにもなりかねません。
あらかじめ、ライフプランニングなどを通し、無理のない資金計画を進め、家づくりにかけられる予算を細かな部分まで明確にしておくようにしましょう。
注文住宅にかけられる予算設定がしっかりしていれば、打ち合わせも現実的なプランで進めていくことができますよ。
注文住宅のコツ②暮らしのイメージを具体的に伝えよう
頭の中で漠然と「こんな暮らしがしたい」「こんな家に住みたい」というイメージがあったとしても、それを第三者にわかりやすく伝えるというのは難しいですよね。
特に言葉や文章だと伝わりにくいので、打ち合わせの際はイラストや写真で伝えるのがおすすめです。
美容院で髪の毛をカットしてもらうとき、美容師さんになりたい自分のイメージを伝えるために雑誌の切り抜きやSNSの画像を見せたりしますが、注文住宅もそれと同じ要領です。
住宅雑誌やSNSで発信されている施工例などを参考に、具体的なイメージを細かく伝えましょう。
加えて「どうしてこのような家づくりをしたいのか」理由や目的も話しておくといいと思います。
仮に、専門家の目線から「これは出来ない」というNGが出された時も、注文住宅で家を建てる目的やコンセプトがはっきりしていれば、「これは出来ないけれど、〇〇だったらどうですか?」と、代替え案を提示してもらえるかもしれないからです。
注文住宅のコツ③打ち合わせで不安なことは都度確認しよう
注文住宅の打ち合わせをしているなかで出てくる様々な不安や疑問は、必ずそのままにせずにその都度確認し、クリアにしていきましょう。
すべて打ち合わせが終わり、工事が始まってからでは変更できないこともあるからです。
「これを聞いたら失礼かな…」
「聞くのがちょっと恥ずかしいな…」
などと思わず、どんな些細なことでも構わないので疑問に思ったらすぐに確認することが大切ですよ。
注文住宅を担当する設計士や営業スタッフは、その道のプロですから豊富な知識と経験があります。
一方、皆さんは初心者のようなものですから、分からないことや不安なことがあって当然です。
特にお金のことや手続きのことなど、重要なポイントはしっかりと打ち合わせで聞いておきましょう。
注文住宅のコツ④大切な内容はメモをとっておこう
注文住宅の打ち合わせでよくあるのが「言った、言わない」「聞いた、聞いていない」というトラブル。
どうしても口頭でのやり取りだけだと、認識のズレがあったり、伝えたつもりが伝わっていなかったりすることもあり、「言ったはず」「聞いていない」ということが発生してしまいます。
これがキッカケで、お互いの信頼関係が崩れてしまうことも…。
お互い気持ちよく注文住宅の打ち合わせを進めるためにも、必ず大切なことはメモにとって記録しておくようにしましょう。
トラブル回避に役立つかもしれません。
注文住宅のコツ⑤納得の行くまで打ち合わせをしよう
注文住宅で家づくりをしたいという場合、各家庭によって様々なこだわりがありますよね。
しかし、全ての希望・要望が必ずしも実現できるとは限りません。
予算に限りもあるでしょうし、構造的な問題から難しい場合もあるでしょう。
また、実現できないこともないけれど、それをやってしまうと逆に使いにくくなってしまったり、暮らしにくくなってしまったりするなど、専門的な立場からアドバイスをもらえることもありますよね。
そんなときは意見を一方的に押し通すのではなく、専門家の意見も取り入れてみましょう。
より良い家づくりをしたいというのは共通の想い。
打ち合わせを進める中で、これを実現させるにはどうしたらいいか?別の案を考えながら納得のいく家づくりになるよう、とことん意見を交わしましょう。
もちろん、専門家の意見ばかり採用しては自分の建てたい家にならなかった…という失敗につながりますから双方がアイデアを出し合うことが大切です。
注文住宅を建てる側も、依頼する側も柔軟性を持ち、相手の声に耳を傾けることが重要かもしれませんね。
注文住宅のコツ⑥優先順位を明確にしておこう
打ち合わせをスムーズに進めるためには、ある程度の「決断力」が必要ですが、いざというときに決断できるようにするためには、あらかじめ「優先順位」を明確にしておくことも大切です。
打ち合わせを進めるにあたって、最初の段階で暮らしのイメージをノートなどに書き留めていると思いますが、それを参考に希望の暮らしに必要な設備を書き出していきます。
◎これは絶対に譲れない
○ぜひ欲しい、やりたい
△できれば欲しい、やりたい
×希望だけれどなくても問題はない
…というように、印をつけておいてもいいですね。
限られた予算のなかで、より満足度の高い家づくりをするには、このように優先順位を決めておくことが必要です。
ただし、決める際は独断で行わず、家族と話し合ってから行いましょう。
注文住宅を成功させるために必要な「暮らしインタビュー」
これまでご紹介したように、注文住宅の打ち合わせをよりスムーズに進めるためには事前の準備や打ち合せに臨む姿勢が大切ですよね。
これに加えて重要なのが、打ち合わせの初期段階で行う「暮らしインタビュー」。
暮らしインタビューとは、現在の暮らしや家を建てた後の理想の暮らしについて細かくヒアリングすること。
家族構成はもちろんですが、趣味趣向や使っている家具家電、今後購入予定のものや理想の暮らし方について話していきます。
プライベートな内容が多いので、ちょっと抵抗のある方もいるかもしれませんね。
しかし、これを初期段階で行っておくことで、イメージを共有しやすくなるだけでなく、お互いの距離がグッと縮まり、信頼関係を築くことができるんです。
情報共有がしっかりされていれば、理想の家づくりに近づきやすくなりますよ。
恥ずかしがらず、リラックスした気持ちで色々なことを話してみましょう。
注文住宅の成功の秘訣は「打ち合わせ」
注文住宅の打ち合わせは、4~6ヶ月、人によってもっとかかる場合もありますから、途中で面倒になってしまったり、疲れてしまったりすることもありますよね。
しかし、きちんと打ち合わせを行っていないと、設計士との意思疎通ができず、悔いが残ってしまうこともあるんです。
ですから、たかが打ち合わせと軽んじず、細かな部分まで話し合うことが成功への近道ですよ。
私たち無添加計画では、お客様との打ち合わせは可能な限り時間をかけてじっくり行っています。
特に初期段階で行う「暮らしインタビュー」は、数時間かけて行うこともあるくらい重要視しています。
どれだけお客様のことを知ることができるかで、家づくりのプランも大きく変わっていきます。
たくさん情報を引き出し、お客様を知ることができたときは、より理想に近いプランができあがります。
家づくりは建てて終わりではありません。
建てた後もずっと、お客様の暮らしがそこにあり、私たちもお客様との関係性が続いていくと考えています。
暮らし始めてから気付くお家に関する困りごとや心配ごとも、気軽にご相談いただけるような関係を築くことが私たちの理想のカタチです。
現在ではオンラインでのご相談も受け付けております。
注文住宅を建てたいけれど何から始めていいか分からない…
快適な暮らしをするためにはどうしたらいいか分からない…
など、家づくりに関する疑問や不安があればぜひ一度お問い合わせください。
COLUMN
他の記事も見る