2022.7.25. MON
ひと部屋だけ断熱リフォーム
NEW
ひと部屋だけ断熱リフォーム
ひと部屋だけ断熱リフォームは、住宅全体ではなく、ひと部屋ごとのリフォームで、空間の断熱性を高めて冷暖房効率をアップさせ、「暖房をつけているのに、なかなか部屋が暖まらない…」「夏は冷房の効きが悪く、電気代が高くなる…」などのお悩みを手軽に解決します。
部分断熱リフォームのポイント
部分断熱リフォームの場合、これまでの断熱リフォームのように、壁を取り壊すような大がかりな工事は必要ありません。
今ある窓・壁の上からリフォームするため、これまでは1~2か月を要していたリフォーム工事が、最短1日で完了します。
ひと部屋ごとにできるため、仮住まいや引越しせずに、住みながら快適な部屋へリフォームできます。
「家にいる時はいつも決まった部屋にいる」、「家族はリビングに集まっている時間が多い」といった方は、その空間の断熱性能を重点的に上げることで得られる効果を大きくすることができます。
リフォーム施工箇所
ひと部屋断熱リフォームでは、外気に面している窓・壁を改修します。自然素材真空断熱材と、断熱内窓との相乗効果で、お部屋を内側から快適にします。
壁パネルには、わずか24mmの薄さで大きな断熱効果を発揮する「真空断熱材」を採用。今ある壁の上からパネルを貼り、その上から調湿効果に優れている自然素材の漆喰を塗ることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間を作り出します。
窓は、今ある窓の内側にもう1枚窓を重ねて、窓辺からお部屋を快適に。断熱効果のある窓を取り付けることで、夏の暑さ・冬の寒さ、結露の悩みを一気に解消。さらに、外からの騒音も、室内の音漏れも軽減します。
【次世代省エネ建材の実証事業】リフォーム補助金
次世代省エネ建材の実証事業とは、既存住宅において、省エネ改修の促進が期待される工期短縮可能な高性能断熱材や、快適性向上にも資する蓄熱・調湿材等の次代省エネ建材の効果の実証を支援するものです。
簡単に言うと、高性能な断熱材や蓄熱・調湿などの次世代省エネ建材を用いてリフォームを行う場合に、国の補助金が交付されるということです。
次世代省エネ建材の実証事業では、住宅の改修方法を外断・内断・窓断の3つの区分から選ぶことができます。
外張り断熱(外断)
■要件のポイント
外気に接する外壁全てを外張り断熱工法等で改修すること
■補助金額
補助率・・・補助率補助対象経費の1/2 以内
補助金の上限額・・・1~4地域:400 万円/戸,5~8地域:300 万円/戸
内張り断熱(内断)
■要件のポイント
断熱パネル、潜熱蓄熱建材いずれかを室内側から導入し改修すること
■補助金額
補助率・・・補助率補助対象経費の1/2 以内
補助金の上限額・・・戸建:200 万円/戸,集合:125 万円/戸
補助金の下限額・・・戸建・集合とも:20 万円/戸
窓断熱(窓断)
■要件のポイント
全ての窓を外窓(防火・防風・防犯 仕様)にて改修すること
■補助金額
補助率・・・補助率補助対象経費の1/2 以内
補助金の上限額・・・150万円/戸 ※外窓と任意製品を併用して改修する場合は200万円/戸
『次世代省エネ建材の実証事業』の詳細については、こちらをご覧ください。
断熱リフォームでより快適な生活を!
ここまでお話ししたように、ひと部屋断熱リフォームは、コストを抑えて短期間に住宅を改装できるメリットがあるため、「住みながら手軽にリフォームしたい」という方におすすめです。
一方、部分リフォームでは、住宅全体の性能を向上させることはできません。住宅全体の『結露』対策や、居室から浴室などへ移動した際の急激な温度変化で起こる『ヒートショック』のリスクを低減させたいとお考えの方は、住宅全体の断熱リフォームをご検討ください。工事規模は大きくなりますが、光熱費がさらに節約できるなど断熱リフォームのメリットも大きくなります。
REFORM
他の記事も見る