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家のこと(新築)
2021.12.07. TUE
初期費用0円のリース型「太陽光発電システム」
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創エネ住宅に欠かせない「太陽光発電システム」
最近、よく耳にする「創エネ」。
創エネとは、その名の通り、エネルギーを創り出すことですが、住宅業界でもこの創エネが、トレンドとなっているんです。
創エネ住宅で欠かせないものと言えば、太陽光発電システムですよね。
屋根に取り付けたソーラーパネルで、エネルギーをつくり出し、家庭で使用する電力を節約し、枯渇しがちなエネルギー源を節約することで、家計の負担だけでなく、地球環境にも配慮することができると考えられています。
一般的な4人家族の世帯の月々の電気代は平均約14万円/年(2020年総務省統計)と言われています。
特にエアコンをよく使用する夏場は、電気代が増えてしまいますから、少しでも節約することができたら嬉しいですよね。
しかし、太陽光発電システムを設置するにはある程度の費用が必要になります。
高額なイメージもあり、メンテナンス費用などを考えると、なかなか導入に踏み切れない…というご家庭もあるでしょう。
そこで今回ご紹介するのが、太陽光発電システムのリース契約。
ソーラー設備を購入するのではなく、リースするので、初期費用などの負担がかからずに、手軽に取り入れることができます。
具体的にどんなところがお得なのか、太陽光発電システムのリース契約について見ていきましょう。
太陽光発電システムを導入する際にかかる費用とは?
まずは、太陽光発電システムを購入した場合の費用について見ていきましょう。
一般的には、以下のような費用がかかります。
・屋根にのせるソーラー設備
・太陽光発電システムに必要な周辺機器
・施工費
・保証料
・手続きにおける諸費用
・メンテナンス費用
など。
メーカーによっても異なりますが、1kWあたり24~30万程度が相場と言われており、家庭用の太陽光発電システムを設置する場合は、平均して5.0kWの容量が必要となるため、設置価格の目安はおよそ120~150万円程度となります。
新築で家を建てる際に、太陽光発電システムを導入しようと考えていると、建築費用に上乗せしてかかってくる費用ですから、予算オーバーしてしまう…ということもありますよね。
では、もしリースにしたらどうなのでしょうか?
リースにすると初期費用が0円!
購入すると130~150万円ほどかかる太陽光発電システムですが、リースにすると、これらの初期費用が0円になります。
家を建てる際のローンにも含まれないため、資金計画そのものが楽になり、審査が通らないかも…という不安を解消することができます。
太陽光発電システムをリースにするメリット
太陽光発電システムをリースにすると、購入よりも初期費用が少なくなるだけでなく、様々なメリットあります。
具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット1.電気代が抑えられる
太陽光発電システムを導入すれば、電力を自家発電することができるので月々の電気代を抑えることができます。
電力会社の契約内容を見直しつつ、日中に電力を自家発電すれば、効率的に電気を使うことができるのでおすすめです。
たとえば、夜間など安い時間帯の電気料金を電力会社から「買う」・割高な電気料金の日中は、太陽光発電システムでまかなうなどすれば、効率的に電気代を節約することができるでしょう。
また、余った電力を「売る」ことができれば、より一層、家計の負担を減らしてくれます。
電気代が節約できた分、教育資金や老後資金へまわすことができるなど、賢くやりくりすることができるでしょう。
メリット2.売電収入が得られる
太陽光発電システムを導入すると、その後10年間は売電収入を得ることができます。
電力会社に電力を買い取ってもらい、その収入をリース契約の利用料に充てることができれば、家計の負担も抑えることができるでしょう。
リース契約であれば、そもそもの初期費用は0円ですから、売電収入でリース料をまかなうことができれば、とてもお得になるということです。
メリット3.リース契約終了後は自分のものに
リース契約が終了した後は、2ヶ月分の契約料を支払えば、返却せずとも自己所有物にすることができるというリースプランもあるようです。
これなら、10年間だけリース料を払い続けるだけなので、購入してローンを組むよりも金利負担がないため、とてもお得ですよね。
メリット4.壊れても契約期間内なら自己負担なし
10年間のリース契約期間内であれば、たとえ破損してしまっても、自己負担金がなくて済むというのもリース契約のメリット。
災害大国日本では、至るところで台風や豪雨、地震が起こる可能性があるため、太陽光発電システムを導入しても修理費用やメンテナンス費用の問題に不安を抱える人が多いと思います。
しかし、リース契約中であれば、リース会社の所有物になるので、万が一、災害などで破損したり修理が必要になったりした場合でも安心です。
無償で修理や交換を承ってくれます。
ただし、リース会社によっても、細かい契約内容やサービス内容に違いがあります。
気になる場合は、事前に比較して太陽光発電システムのリース契約を検討してみると良いでしょう。
太陽光発電システムを導入する際の注意点
太陽光発電システムを導入する際は、下記の点にも注意し、よく理解しておくようにしましょう。
注意点①発電量は天候に左右される
太陽光発電システムは、ご存知のとおり、太陽光の力を借りて発電する仕組みですから、当然天候に左右されることが考えられます。
そのため、日照時間が少ない秋~冬の時期や、雨の多い梅雨の時期などは、思うように発電量が得られないこともあるでしょう。
また、地域によって、設置する方向・角度によっても、発電量は変動します。
思っていたよりも発電量が少なく、あまりメリットがなかった…なんてことのないように、事前にリース会社にシミュレーションをしてもらうようにしましょう。
注意点②後付けの場合は屋根との相性が合わないことも
家を建てるときではなく、後からリフォームとして屋根に太陽光発電システムを設置したい場合は、必ず施工会社に屋根の形状や材質について確認しましょう。
太陽光発電システムと屋根の相性が悪いと、そもそも設置できないこともあります。
注意点③11年目以降は売電価格が激減する
売電価格は、リース契約が終了する11年目以降から激減していきます。
また、太陽光発電システムの普及により、年々売電価格の相場も下がっていると言われていますので、想定していたよりも売電収入が得られないことも考えられます。
しかし、多少であっても電力会社から高額な電力を買い続けるよりは、自家発電できた方がお得なことが多いです。
また、蓄電池を併用することで、災害時など急な停電も対応することができるというメリットもあります。
導入時は、総合的に見て判断するようにしましょう。
太陽光発電システムはリースで賢く導入しよう
いかがでしたか?
太陽光発電システムは、電力をつくりだすことで、家計の負担を軽減するだけでなく、災害時の安心安全も手に入れることができるのでおすすめです。
また、太陽光発電システムを取り入れると、発電量と使用量が見える化するので、より節電意識が高まり、環境にも配慮することができます。
私たち無添加計画でも、このような太陽光発電システムを取り入れた家づくりを推奨しています。
おうち時間が増え、電気代の増加が気になるというご家庭は、このような太陽光発電システムの導入を検討してみると良いでしょう。
その際は、今回ご紹介したようなリース契約を活用すれば、資金の不安を解消することができるかもしれません。
これからの新たな家づくりのカタチとして注目されている太陽光発電システムについて、これを機に理解を深めておきましょう。
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