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家のこと(新築)
2021.12.09. THU
遠赤外線調理器具「ラジエントヒーター」
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ラジエントヒーターとは?
毎日の料理で欠かせない調理器具。
ガスやIHクッキングヒーターなど、様々なものがありますよね。
今回ご紹介するのは、近年注目を集めている「ラジエントヒーター」。
名前は聞いたことはあるけれど、どんな調理器具か分からない…という方も多いかもしれませんね。
ラジエントヒーターは、「電熱器」とも呼ばれており、渦巻き状のニクロム線の上に、トッププレートを置いた調理器具のことを言います。
プレート下にあるニクロム線を発熱させ、電気を流してセラミックを温めて調理をします。
このとき、ヒーター中央部が赤く光るのですが、それが”遠赤外線”。
この遠赤外線は、なんと備長炭の3倍ものもの効果があるため、食材の内側からじっくり熱を通し、旨味を引き出してくれるという効果があるんです。
ほかにも、ラジエントヒーターは、IHクッキングヒーターやガスコンロと違い、様々なメリットがあります。
調理器具をどれにしようか悩んでいる方は、使用上の注意点も併せてご覧ください。
ラジエントヒーターのメリットとは?
直接火を使わずに調理をする…という点ではIHクッキングヒーターに似ているような気がしますが、ラジエントヒーターならではの良さがたくさんあります。
ここでは、ラジエントヒーターを使用するメリットについて見ていきましょう。
メリット①遠赤外線効果でふっくら美味しい
冒頭でもご紹介したとおり、ラジエントヒーターは、備長炭のおよそ3倍もの遠赤外線効果があります。
炭火焼き鳥や焼肉は、ガスの火とはまた違った美味しさがありますよね。
ラジエントヒーターも、まるで炭火で焼いたような火加減で、肉汁を逃すことなく、お肉をふっくらと焼き上げてくれるんです。
よく例に出されるのが「ハンバーグ」。
ハンバーグは、中まで火を通そうと思うと、表面が黒く焦げてしまったり、焼き過ぎてお肉が硬くなったりしますよね。
逆に焦げ付かないように弱火で熱すると、中が生焼けになってしまうこともあり、意外と火加減が難しい…と悩んでいる方も多いでしょう。
しかし、ラジエントヒーターならば、まるでプロの料理人が焼いたような絶妙な焼き加減に仕上がります。
中はふっくらジューシーに。
お肉の旨味がしっかり閉じ込められて、美味しさもグレードアップ!
子どもの好き嫌いもなくなるかもしれませんね。
メリット②鍋の種類を選ばない
IHクッキングヒーターだと、鍋やフライパンの材質によっては使えないことがありますが、ラジエントヒーターの場合は、底が平らなものであれば、土鍋でもアルミフライパンでも、耐熱ガラス鍋でも使用することができます。
これまで持っていた鍋のほとんどを使うことができるため、わざわざ買い替える必要もありません。
メリット③余熱で調理できるから経済的
ラジエントヒーターのもう1つの特徴は、余熱調理ができること。
一度温めたヒーターは、冷めるまでに時間がかかるので、余熱を活用して調理することができます。
余熱を使って副菜を作るなど、無駄な電気代を省いて効率よく調理できるのは、非常に経済的ですね。
メリット④気になる電磁波もカット
近年、パソコンやスマートフォン、テレビなど多くの便利な家電製品が増える一方で、懸念されているのが「電磁波」による健康被害。
家庭で使用する電子レンジやIHクッキングヒーターからも電磁波は発生しています。
妊娠中の方、ペースメーカーを利用している方などは、この電磁波による影響が気になりますよね。
ラジエントヒーターも多少は電磁波を出してはいますが、IHクッキングヒーターに比べれば極端に少ないというのがメリット。
調理中は鍋の近くにいることが多いでしょうから、長時間近くにいても電磁波の影響が少ないラジエントヒーターに、いま注目が集まっているんですね。
メリット⑤料理の幅が広がる
ガスコンロでの調理だと、油ハネが気になって、揚げ物調理を避けていたという方は意外と多いですよね。
唐揚げやてんぷらなど、揚げ物はとても美味しいのですが、後片付けが大変。
コンロ周りはもちろん、換気扇までベトベトになることもありますよね。
しかし、ラジエントヒーターであれば、油ハネをしないので、揚げ物調理の後の掃除が簡単です。
なぜ、ラジエントヒーターは、油ハネがないのかというと、それは、お鍋からの空気の上昇気流が少ないからなんです。
燃焼による空気汚れもなく、加熱による水蒸気の発生もありません。
これにより、油ハネはもちろん、結露やカビ・ダニの発生を防いでくれます。
また、熱効率が良いため、短時間でカラっと揚げることもできます。
苦手な揚げ物も、食卓に出る頻度が高まるかもしれませんね。
さらに、ラジエントヒーターは、炙り焼きも得意。
スタンド式の網を使えば、お餅やトーストを焼く、海苔を炙るなど、調理の幅が広がるかもしれません。
毎日の料理が楽しみになりそうですね。
ラジエントヒーターを使う際の注意点
ラジエントヒーターはIHクッキングヒーターに比べると、様々なメリットがありますが、一方で、ラジエントヒーターならではの注意点もあります。
使用の際は以下の点に気を付けて、安全に使うようにしましょう。
ヒーター部分が高温になるためヤケドに注意
ラジエントヒーターは、ヒーター部分が熱しにくく冷めにくい性質があります。
スイッチを切った後も、余熱調理ができるほど、十分な温度を保ったままなので、うっかりヒーター部分に触ってヤケドをしないように注意しましょう。
特に小さな子どものいるご家庭は、気を付けて下さいね。
コンロ周りも熱くなる
火が出るガスコンロのように、火災が発生するリスクは少ないですが、そうは言っても調理中は、トッププレートの熱により、コンロ周りも熱くなります。
ヒーター周辺に調味料やビニール袋などを置きっぱなしにしてしまうと、熱で溶けてしまうこともあるので注意しましょう。
ラジエントヒーターで毎日の料理をもっと美味しく
ラジエントヒーターなら、食材本来の良さを引き出してくれるため、さらに美味しく調理することができます。
料理の腕に自信の無かった人にとっても、強い味方ですよね。
毎日の食事は、日々の暮らしの原動力でもあります。
家族みんなが楽しく美味しく食事ができるよう、この機会に調理器具選びについて考えてみるといいかもしれませんね。
私たち無添加計画では、今回ご紹介したラジエントヒーターを推奨しています。
遠赤外線の効果はとても評判がよく、
「ご飯を炊いたら、味がまろやかになった」
「ラジエントヒーターで沸かしたお湯で淹れたコーヒーがとても美味しかった」
「ハンバーグが柔らかくて美味しくなった」
などの声が多数届いているんですよ。
この良さは、使ってみないと分からないもの。
ぜひ皆さんも、ラジエントヒーターを取り入れて、その違いを体験してみてくださいね。
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