健康住宅とは?

健康住宅が子育て世代に選ばれるようになった3つのワケ

人生100年時代と言われる今。

家族がいつまでも健康で安心して暮らせる…そんな家づくりを考える人が多くなりましたよね。

 

健康住宅とは、調温・調湿に優れ、空気をきれいに保つことで、私たちが健康で快適な暮らしができるよう工夫された家のことを言います。

使用する建材には、主に自然由来のものを使い、断熱や防カビなど工法にもこだわった家づくりが特徴です。

このような健康住宅は、いま、子育て世代からの注目度が非常に高くなっています。未来ある子供たちのために、健康に良い家づくりにこだわってみませんか?

そこで今回は、子育て世代に「健康住宅」がなぜ選ばれるようになったのか?その理由について、詳しくご紹介します。

理由1.高断熱の家は子供の免疫力を向上させてくれるから

健康住宅が子育て世代に選ばれるようになった3つのワケ

子育て中、気になるのが子供の体調管理。

子供は、体温調節機能が未熟なので、お部屋の温度・湿度を一定に保ってあげないと、ちょっとの気温の変化で風邪をひいてしまうことがありますよね。

健康住宅ならではの”高気密・高断熱”の家づくりなら、室内の温度や湿度が一定化されるので、一年中、外気に左右されることなく快適な暮らしができます。

『冷えは万病のもと』という言葉通り、体温が下がると免疫力もダウンします。逆に基礎体温が上がれば免疫力も上がり、様々な感染症にも強くなると言われています。

新たなウイルスの脅威に晒される現代だからこそ、免疫力を高めてくれる健康住宅に魅力を感じる人が増えているのかもしれませんね。

 

加えて、健康住宅は、室内の温度が常に一定なので、冷暖房を過剰に使う必要がないこともメリットの1つ。その分、電気代も節約でき、お財布にも優しいんです。

子育て中はなにかと費用がかかるので、健康住宅に住んでランニングコストを節約するというのもいいかもしれません。

理由2.無垢材を使った床は五感の発達を促してくれるから

健康住宅が子育て世代に選ばれるようになった3つのワケ

多くの健康住宅で取り入れられているのが、無垢の床材。

自然素材ならではの木の質感や香りを楽しむことができ、子供の五感をたくさん刺激してくれます。

子供は、室内を裸足で歩くことが多いので、無垢の床材の良さを特に感じてくれることでしょう。

 

また、木の香りは、心を落ち着かせてくれる癒し効果も抜群です。

子供だけでなく、子育て・家事・仕事に毎日忙しいお父さんやお母さんの心も穏やかにしてくれると思いますよ。

健康住宅では、このような無垢材を取り入れた家づくりを行っていることが多いので、子供の心と体の発達や、家族の心の健康維持のためにもおすすめです。

【無垢材はメリットの一方でデメリットも…】

無垢材を使用した床は、子育て世代に嬉しい効果がある一方でデメリットもあります。

それは汚れや傷に弱いということ。

木の種類にもよりますが、比較的表面が柔らかいパインやヒノキは傷に弱いので、子供がおもちゃを落としてへこんだり、傷がついたり…ということも。

 

また、ジュースやお茶をこぼしてしまうと、床に染み込みやすいといったデメリットもあります。

しかし、これらはすべて自然素材ならではのこと。

多少の汚れや傷であれば、サンドペーパーでこするなど補修も可能です。

無垢材を使用した健康住宅は、子育て世代に広く受け入れられている反面、このような無垢の木ならではの欠点があることを覚えておきましょう。

木の種類によっても多少異なるので床材を選ぶ際は、これらをしっかりと理解したうえで選ぶと失敗が少ないと思いますよ。

 

理由3.塗り壁材の漆喰は空気をきれいにしてくれるから

健康住宅が子育て世代に選ばれるようになった3つのワケ

健康住宅に使用されることの多い「漆喰」

漆喰とは、消石灰を主成分とした塗り壁材のことを言います。

この漆喰を使用した壁は、子供の健康を維持するために嬉しい効果がたくさんあるんです。詳しくみていきましょう。

【優れた調湿効果でカビ予防】

マンションなどの高気密住宅の場合、気になるのが結露やそれに伴うカビですよね。

結露によるカビの発生で、アレルギー性鼻炎や喘息を引き起こしてしまうことも少なくありません。

子供の場合は大人に比べて過剰に反応することがあるため、このような体に起こる不調の原因をなるべく取り除いてあげることが大切です。

 

健康住宅においてよく使われる漆喰は、吸放湿機能に優れているため、湿度を調整し、結露やカビを防いでくれます。

子供にとって、家が安心してくつろげる場所であって欲しい…。

子育て中なら誰もがそう思うでしょう。

子供の健康を考えた家づくり。細部にまでこだわった健康住宅だからこそ、実現できると言えそうです。

 

【消臭効果で嫌なニオイもシャットアウト】

漆喰には、調湿効果だけでなく、嫌なニオイを吸着し、脱臭する効果もあります。

 

・生ごみのニオイ

・使用済みおむつのニオイ

・ペットのニオイ

・その他様々な生活臭

など、様々なニオイに関するお悩みも漆喰を使用した壁なら安心です。

生活臭を感じさせないので、突然の来客でもニオイの心配がなさそうですね。

【殺菌作用で空気をきれいに】

除菌・殺菌効果が高いのも漆喰の大きな特徴。

強アルカリ性の物質でつくられた漆喰は、空気中に浮遊するウイルスや菌を死滅させてくれる効果があります。

 

私たちが口にするものの中で大きな割合を占めているのが「空気」

食べ物や飲み物よりもずっと多くの空気を吸い込んでいるからこそ、汚れた空気よりもきれいな空気であって欲しいものです。

このような、壁紙にはない漆喰ならではの良さは、まさに健康住宅だからできること。

子育て世代にウケているのも納得ですよね。

健康住宅は子供に遺せる“良き財産”

健康住宅が子育て世代に選ばれるようになった3つのワケ

家を建てるというのは、一生のうちで最も大きな買い物です。

費用面やデザイン面を重視して考える住宅というのも1つですが、子育て世代であれば、今回ご紹介したような「健康住宅」を検討してみるのも1つの選択肢と言えるでしょう。

 

私たち、無添加計画でもこのような「健康に良い家づくり」をおすすめしています。

化学物質を発する建材や、健康に悪影響を及ぼす恐れのある建材などを使わず、本当の意味で家族が健康で安心して暮らせる家づくり。それが私たちの考える「健康住宅」です。

健康住宅は、コストはかかるものの、素材や工法にこだわっているだけあって、メンテナンスをしながら長きにわたって住み続けることが可能です。

いずれは親から子供へ受け継がれていく「家」。

子供だけでなく孫の世代まで安心して快適に暮らせるような家づくりを考えていきましょう。