家のこと(新築)
2022.1.31. MON
賢い子どもが育つ家ってどんな家?子育てママ必見の家づくりの工夫
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賢い子どもが育つ家とは?
子どもが賢く健康に育ってくれたらいいなぁ…なんて思っているママやパパ。
幼いころから多くの時間を家庭で過ごす子どもにとって、「家」という存在は、とても大きなものですよね。
賢い子どもが育つ家づくりというのは、
・家族とのコミュニケーションがとりやすい
・学びを習慣化できる
・遊びと学びが一体化できる
・考える力が自然と育つ
などのような工夫がたくさん施された家のことを言います。
子どもの心と体の成長を促し、将来、社会に出たときにも、きちんと生きていけるチカラをつけてあげるにはどうしたらいいでしょうか?
そこで今回は、賢い子どもを育てる家づくりの工夫について、具体的にご紹介していきます。
賢い子が育つ家づくり①子どもを孤立させない
賢い子どもが育つ家づくりで最も重要なのは、子どもの居場所。
子どもにとって、親や兄弟といった家族の存在はとても大きいものです。
常に家族の存在を感じられるような家づくりをすることが、子どものコミュニケーション力を育て、情緒の安定にもつながります。
【子ども部屋を作るなら狭くてOK】
広々とした子ども部屋は、子どもにとっても憧れですよね。
お友達が遊びに来た時も、子ども同士で遊ばせられる…そんな部屋を持ちたいと、子ども部屋を広く作りたいという方もいるかもしれません。
しかし、立派な子ども部屋を与えてしまうと、子どもはそこに引きこもってしまいがち。
勉強しているのかな?と思ってこっそりドアを開けてみると、漫画を読んだり、ゲームで遊んだりしていた!なんてことも。
引きこもって静かな環境で勉強した方がいいのでは?と思いますが、実は適度な雑音がする部屋で勉強した方が集中力を養うことができるのです。
そのため、最近は「リビング学習」を推奨している家庭も多くみられますよね。
リビング学習なら、家族の存在をいつも感じられるので、子どもも安心感が得られます。
また、適度な物音が常にしている環境に慣れておくと、受験などの試験会場でも、周りに気を取られず自分のことに集中しやすくなるのです。
もちろん、分からないことがあれば家族のサポートを受けやすいという利点もあります。
そして何より、誰かが見ている…という環境であれば、休憩ばかりもしていられませんから、すぐにまた勉強を再開することができるでしょう。
子ども部屋は、広くて快適でない方が、子どもの成長にとって良いのかもしれませんね。
【子ども部屋を孤立させない家づくりを】
子ども部屋を作る際は、なるべく孤立させない配置にしましょう。
たとえば物音がうるさいからと、リビングから一番離れたところに子ども部屋を設けると、子どもが孤立しやすくなります。
逆に、リビングを通り抜けてからでないと行けない子ども部屋であれば、「ただいま」と帰宅後の子どもの様子もしっかりママがチェックできますよね。
子どもと自然とコミュニケーションがとれる家づくりは、子どもの成長を促してくれるだけでなく、親子の絆をより深めてくれることでしょう。
賢い子が育つ家づくり②家中どこでも勉強スぺース
子どもは色々な場所で所かまわず勉強できた方が、集中力も高まり、新たな発見をすることができます。
”どこでも”家の中が、勉強やひらめきのきっかけを与えてくれるような場所であるといいですね。
【アウトドアリビングを勉強スペースに活用】
リビングやダイニングで勉強をさせる家庭は多いですが、それだけではなく、天気の良い日はお庭やバルコニーにテーブルを出して勉強させてもいいかもしれませんね。
トレンドの家づくりでは、アウトドアリビングを取り入れる方も多いですが、これもまた1つの勉強スペース。
緑を感じながら、外の風を感じながらする学習は、いつもと違った発想が浮かぶかもしれません。
勉強に行き詰ったときや飽きてきたときのリフレッシュにもなりますね。
【ひらめきを促す家づくりをする】
勉強は机の上だけではありません。
子どもにとっては目に入るすべての物が勉強のヒントになるでしょう。
そのためには、ひらめきを促す家づくりをするのがおすすめです。
たとえば…
・家族みんなが利用できる本棚をリビングや廊下などに設ける
・ホワイトボードをリビングの壁に設ける
・世界地図やひらがな表をリビングの壁に貼る
など。
子どもにとって身近なところに学びのヒントをちりばめておくと、興味・関心が湧いて、更なるステップアップにつながると思います。
賢い子が育つ家づくり③回遊動線を設ける
回遊動線とは、家の中をぐるっと回遊できるようになっている間取りのこと。
回遊動線のある家づくりは、家事が楽になるというメリットから取り入れる家庭が多いですが、それだけではありません。
子育てにも様々なメリットがあります。
【回遊動線を家づくりに取り入れる子育てにおけるメリット】
ママの家事負担が減るだけでなく、子どもにとっても回遊動線がある家はメリットがいっぱいです。
・子どもがいつも家族の気配を感じられる
・思考が行き詰った時に家の中をウロウロすることでヒントが見つかる
・身体を動かす=脳が活性化する
・視覚的に広がりのある空間は思考を自由にしてくれる
といったことが挙げられます。
勉強の合間にぐるっと家の中を周ることで、家族の誰かに会い、そこから自然と会話が生まれますよね。
良いリフレッシュになるだけでなく、悩んでいたことのヒントが得られるかもしれません。
これもまた1つ賢い子どもが育つ家づくりの工夫と言えるでしょう。
賢い子が育つ家づくり④ギャラリー空間を設ける
家づくりをする際は、玄関や廊下にニッチなどの飾り棚を設けるのもおすすめです。
そして、ここを子どもの「個展」のように、子どもの作品を飾るスペースにします。
特に玄関や廊下にあるニッチというのは、人が来た時に目につきやすい場所ですから、「すごいね~」なんて褒めてもらえれば、子どものやる気アップにつながりますね。
【ギャラリー空間を設けるポイント】
飾る際は、なるべく子どもにレイアウトを任せるようにしましょう。
こうすることで、子どものセンスがどんどん磨かれていきますよ。
「どうやったらキレイに飾れるかな?」と考えることはとても大切です。
特に玄関や廊下にあるニッチというのは、人が来た時に目につきやすい場所ですから、「すごいね!」なんて褒めてもらえれば、子どものやる気もアップすることでしょう。
賢い子が育つ家づくり⑤コミュニケーションがとりやすいオープン空間
これまでもご紹介したように、子どもが賢く育つには、家族とのコミュニケーションが大切。
子どもの基盤を作る家族とのやり取りは、子どもがいくつになっても重要なものなのですよね。
何かあった時に、子どもがすぐに声を掛けられ、ママやパパも子どもの様子を把握しやすい…そんなオープンな家づくりをするのが理想的でしょう。
【オープン空間を作る工夫】
オープン空間を作る際は、以下のような工夫をしてみるといいですよ。
・極力間仕切り壁をなくす(仕切り棚を活用し、可動式にする)
・子ども部屋のドアにはガラス窓を設けて外から見えるようにする
・吹き抜けを設けて、ロフトからリビングにいる家族の気配を感じられるようにする
など。
つまり、普段から家族の存在を感じ、孤立させない空間をつくることが大切です。
コミュニケーションが自然ととれる家は、子どもの情緒の安定にもつながります。
賢い子が育つ家づくりはコミュニケーションがしやすい家
もうお分かりの方も多いですが、賢い子が育つ家づくりとは、家族とのコミュニケーションが自然ととれる家づくりということです。
なにも特別なことではありません。誰にでも簡単にできる家づくりの工夫ですよね。
私たち無添加計画でも、このような家族がいつでもつながれる家づくりを推奨しています。
加えて無垢材を使用した自然素材の家づくりで、快適さもプラス。
無垢材のフローリングの肌触りの良さや、見た目の美しさ、木のいい香りに包まれることで、五感の発達を促してくれます。
家づくりでは、パパやママの意見ばかりが優先されがちですが、子どものこともしっかり考えた家づくりをぜひ考えてみてくださいね。
COLUMN
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