共働き家庭におすすめしたい時短家事が叶う家づくり

共働き家庭におすすめ !「時短家事」が叶う家づくりに必要な5つのポイント

共働き家庭にとって毎日の負担になるのが「家事」。

掃除、洗濯、料理などが代表的なものですが、それだけでなく些細な「名もなき家事」を含めたら、一体どれだけの時間を家事に費やすことになるのでしょうか…。

忙しい毎日ですから、少しでもその負担を減らしたいですよね。

 

そこで共働き家庭におすすめしたいのが「時短家事」を叶える家づくりです。

働くママが増えた今だからこそ、ラク家事生活ができるよう、間取りや建材を見直して家づくりをしていきましょう。

今回はそんな共働き家庭へ向け、家事を効率よく進めるために必要な家づくりのポイントを5つご紹介します。

Point①時短家事は「動線」を意識した家づくりを

共働き家庭におすすめ !「時短家事」が叶う家づくりに必要な5つのポイント

まず大切にしたいのが家事動線の工夫です。

働くママは、食事の支度をしながらお風呂の準備、洗濯など様々な家事を同時にいくつもこなしますよね。

よりスムーズに無駄を省いて作業するためには、動きやすい「家事動線」を意識した家づくりをすることが大切です。

 

【時短家事を意識した回遊動線】

最も多いのがキッチン、ランドリー、バスルームなどの水廻りをすべて1ヶ所にまとめ、それらをグルっと一周できるようにした回遊動線です。

料理を作りながら洗濯物をし、お風呂の掃除をする。

そして、そのまま外に出て洗濯物を干してキッチンへ戻って来ながら、合間に子供の様子をちらっと確認できる…などのような間取りなら、一連の家事を連動してできるので無駄が一切ありませんよね。

限られた時間で家事をこなす必要のある忙しいママには、無駄なく移動できる回遊動線がおすすめですよ。

【キッチンのワークトライアングル】

1日何度も立つキッチンも、意外と重要なポイントです。

できればキッチンのワークトライアングルを意識した設計にしましょう。

ワークトライアングルとは、キッチン内にあるシンク、コンロ、冷蔵庫の3点を結んだ三角形のこと。

この三角形の三辺の合計が、3,600mm~6,000mmだと使いやすいキッチンだと言われています。

無駄な動きを省くことで、家事の負担を少なくする効果があるのです。

 

時短家事を考えた家づくりをする際は、全体的な動線はもちろん、キッチンのレイアウトについても考えてみましょう。

Point②漆喰壁はホコリを吸着しないから掃除がしやすい

共働き家庭におすすめ !「時短家事」が叶う家づくりに必要な5つのポイント

一般的な住宅で使用されているビニールクロスは、微量の静電気を発生させてしまうため、どうしてもホコリが吸着しやすく、黒ずみ汚れの原因になってしまうこともあります。

一方、自然素材の家でよく使われる“漆喰”には石灰岩の主成分である炭酸カルシウムが含まれているので、静電気が発生しにくく、ホコリが付きにくいと言われているので、これだけでも掃除の負担がグッと減るんです。

部屋の隅やテレビ、冷蔵庫付近に溜まりやすいホコリも少なくなるので、衛生面でも安心して暮らすことができるでしょう。

普段の掃除をサッと終わらせるためには、漆喰壁がおすすめですよ。

 

【漆喰はキレイが長続きする】

漆喰は強アルカリ性であり、自浄作用があるので多少の汚れであれば、時間の経過とともに薄くなっていきます。真っ白の壁がいつまでもきれいな状態をキープすることができるのは嬉しいですよね。

お手入れも非常に簡単なので、子育て中のママにもおすすめなんですよ。

 

 

 

【漆喰なら部屋干しの嫌な臭いもカット】

共働き家庭の場合、よくあるのが夜間のお洗濯。

仕事から帰ってから洗濯機を回し、部屋干しをするという家庭も多いのではないでしょうか。

そんな部屋干しで気になるのが「臭い」。

漆喰なら嫌な臭いを吸着し、消臭・分解する働きがあるので臭いストレスからも解放されます。

 

さらに優れた調湿効果によって、部屋干しの湿気も感じることがありません。

冬場によく見られる結露も生じにくくなるので、毎朝窓を拭き掃除する…なんて面倒な家事も省いてくれますよ。

Point③時短家事は収納スペースも一工夫!

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共働き家庭の家事をスムーズに進めるためには、収納スペースも大事ですよね。

スーパーで買ってきた食材や日用品を収納しておくスペースを充実させたり、家族みんなが片付けやすい収納を設けたり、様々な工夫があると、散らかったお部屋になりにくいですよ。

家づくりの際は、計画的に収納スペースをつくり、時短家事につなげていきましょう。

 

【玄関収納で床置きしない習慣を】

よくやりがちなのが帰宅後にバッグなどの荷物をリビングにポンっと床置きしてしまうこと。

床置きが習慣化されると掃除がしにくくなるので困ってしまいますよね。

床置き予防には、玄関横に収納スペースを設けるのがおすすめ。

靴だけでなく子供の公園道具やバッグ、コートなどを収納できるようにすれば、リビングに物が散らかりません。

片付けやすくなるだけでなく、バッグやコートに付着したウイルスや花粉を室内に持ち込まないようにすることもできるのでおすすめですよ。

【ファミリークローゼットがあれば出し入れ楽々】

家族の衣類をすべて1ヶ所に収納できるファミリークローゼットもおすすめ。

ランドリースペース近くに設ければ、洗濯物を取り込んでから家じゅう回って各部屋のクローゼットに収納するなんて手間を省くことができますよね。

もっと言えば、ハンガーごと取り込んでそのままクローゼットへ掛けて行けば畳む時間も短縮できます。

洗濯物の片付けがあっという間に終わるので、忙しい共働き夫婦も少しはゆっくり過ごせる時間が作れるのではないでしょうか。

Point④家事分担がしやすい広々キッチンに

共働き家庭におすすめ !「時短家事」が叶う家づくりに必要な5つのポイント

共働き家庭では家族内での家事分担が必須ですよね。

お互いにできる家事を助け合うことで、働くママが1人で家事や育児を担うことが少なくなります。

そんな共働き家庭には、家族みんながキッチンに立つことを想定した広々キッチンがおすすめです。

キッチンスペースにゆとりがあれば、家族のコミュニケーションの場にもなるはず。

忙しい毎日でも家事をしながら家族の絆を深めることができますよ。

 

【キッチン家電が置けるスぺースを確保しよう】

広々キッチンのポイントは、スぺースをただ広くするだけでなく、収納場所に余裕をもたせることが大切です。

なぜならば、共働き家庭は時短家事のために便利家電を使うことが多いから。

材料を入れてスイッチを押すだけで1品完成する調理家電も増えています。

便利家電をフル活用するためにも、すぐ取り出せてすぐ使えるような場所を確保しておくといいでしょう。

Point⑤ガス乾燥機で洗濯の負担が半減!

共働き家庭におすすめ !「時短家事」が叶う家づくりに必要な5つのポイント

最後にご紹介するのは、洗濯の負担が半減するガス乾燥機です。

ガス乾燥機は、従来の電気乾燥機に比べてパワフルな温風により、短時間で衣類を乾燥させることができます。

朝の洗濯が終わったら、乾燥機に入れてスイッチオンして出かければ、帰った頃にはすっかり乾いてフワフワです。

洗濯物を干す、取り込む、畳む…という家事が半分で済みますから圧倒的な時短になりますよね。

【乾燥時間は電気タイプのおよそ3分の1】

ガス乾燥機の乾燥時間は、電気タイプに比べておよそ3分の1程度。

あっという間に乾くので、衣類を熱で傷めてしまうリスクも少なく、光熱費も抑えることができます。

ただし、電気・ガス両方の費用がかかりますから、契約している料金体系によってはコストが上がってしまうということも。

あらかじめ、費用についてはシミュレーションしておくと安心ですよ。

共働き家庭は時短家事を意識した家づくりで快適な暮らそう

共働き家庭におすすめ !「時短家事」が叶う家づくりに必要な5つのポイント

共働き家庭はひと昔前に比べて確実に増えてはいますが、なかなかうまく家事分担が行かず、働くママに負担が偏るケースも少なくありません。

だからこそ必要なのが時短家事を意識した家づくり。

働くママの負担を少しでも軽減するため、家事のしやすさ・効率の良さを重視してみてくださいね。

 

私たち無添加計画の家づくりでも今回ご紹介したように、共働き家庭がより快適に暮らせるよう、時短家事を意識したプランをご提案させていただいています。

毎日忙しい共働き家庭だからこそ、少しでも家事の負担を減らし、家族と過ごす時間をより多くつくれるような工夫が必要です。

これまで多くの実績があるからこそ、様々なアドバイスをすることが可能です。

快適な暮らしのため、家族のために時短家事が叶う家づくりをご検討ください。