家のこと(新築)
2022.5.06. FRI
家づくりって何から始めたらいい?後悔しないための4つのステップ

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家づくりは何から始めたらいいか分からない!

「家づくりをしたい!」と思い立っても、具体的に何から始めたらいいか分からないという人がほとんど。
ただやみくもにネットから情報を得たり、住宅展示場などに行ったりするだけでは、本当に納得できる家づくりにはたどり着けません。
家づくりにはそれだけ大きなお金が動くわけですから、きちんとした手順を踏み、計画的に進めていくことが大切ですよ。
そこで今回は、家づくりをするにあたって何をすればいいか悩んでいる方へ向け、家づくりの手順についてご紹介します。
ステップ①住みたい家のイメージを整理しよう

家づくりの第一歩となるのが、家のイメージを整理すること。
どんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、具体的に案を出していきます。
・今の家の不満を書き出す
・どんな家に住みたいか写真やイラストで見える化する
・家を建てようと思ったキッカケや目的を明確にする
・どんな暮らしがしたいか希望を書く
など、具体的に整理することで、家族間で考えをシェアしやすくなりますよ。
【ポイント:家づくりノートを作ろう】
家のイメージを整理する際は、「家づくりノート」を活用するのがおすすめです。
家づくりノートは、家族1人1人の意見やアイデアを形にしていくノート。
それぞれが頭の中で思い描いている理想の家を、言葉にしたり写真やイラストにしたりして表現することで、お互いにイメージしやすくなります。
理想のイメージを書き出した後は、「なぜそれが必要なのか?」という理由も一緒にメモしておきましょう。
家づくりは、予算が限られてしまうので家族全員の希望すべてを実現することは難しいですよね。
必要度が低いものは諦めるなど取捨選択もしやすくなり、情報収集もしやすくなります。
ステップ②資金計画を立てよう

理想の住まいをイメージできたら、次は資金計画です。
資金計画をする際は、必ず「土地+建物」でそれぞれの配分を決めておくようにしましょう。
土地がない場合は、土地の予算も大きく左右します。
土地にばかり予算が取られてしまい、肝心な家づくりができなかったり資金不足に陥ってしまったりすることのないよう注意が必要ですよ。
【ポイント:希望の土地の相場もチェックしよう】
土地も購入する必要がある場合は、あらかじめ希望の土地の相場を確認しておきましょう。
土地に関わる費用は、土地そのものの費用だけではありません。
ほかにも
・土地購入時の諸費用(印紙代や仲介手数料、登記料など)
・地盤調査費用
・必要に応じて地盤改良費用
・ライフラインの引き込み、整備費用
・水道分担金
などがかかります。
純粋に土地代だけを予算に入れてしまうと、オーバーする可能性もあるので注意しましょう。
【ポイント:建物以外の諸経費も予算に組み込もう】
土地代や土地に関わる諸費用以外にも、建物工事費用や設計料、外構費用などがかかりますよね。
しかしそれだけではなく、保険料や確認申請費用、登記にかかる費用などの諸経費も必要です。
これらの費用をすっかり予算に入れるのを忘れ、後々資金不足に陥ってしまわないように、最初から予算に組み込んでおきましょう。
【ポイント:資金計画は専門家に相談しよう】
資金計画をスムーズに、そして正確に進めていくためには、専門家に相談するのがおすすめ。
ライフプランニングなどを依頼し、無理のない資金計画を立てるようにしましょう。
ライフプランニングでは、5年後、10年後などライフイベントに合わせた収支を予測していきますから、預貯金が底をつき、ローンの返済が立ちいかなくなるなどの不安を取り除いてくれることでしょう。
ステップ③情報収集を始めよう

具体的な予算決めやどんな家に住みたいかが決まったら、希望に見合ったメーカーや工務店を探していきましょう。
土地から選ぶ場合は、土地と建物両方をトータルでサポートしてくれる業者に依頼するのがおすすめです。
家づくりを想定した土地の向き不向きをアドバイスしてくれるメリットがあります。
実際に家づくりをした人のブログや各メーカーや工務店のホームページを見ながら、しっかり情報収集を行い、信頼できるパートナーを見つけることが大切ですね。
【ポイント:依頼する会社を選ぶ際は見学会などへ参加しよう】
ある程度候補が絞り込めたら、気になる業者が行っているイベントに参加してみましょう。
見学会や住宅展示場に足を運ぶことで、実際にスタッフと話をする機会が設けられるはずです。
イメージと相違があるかどうか、サポートサービスの充実度など見極める材料になりますね。
【ポイント:土地選びの際も見学に行こう】
気になる土地が見つかったら、販売図面だけで見るのではなく実際に見学に行くことが大切です。
周辺環境はもちろん、その土地で希望に合った家が建てられるかどうかもチェックしましょう。
ステップ④施工会社の決定~契約をしよう

情報収集を終え、いくつかの施工会社に見積もり依頼をしたらいよいよ比較検討~決断・決定です。
請負契約を交わし、いよいよ本格的な家づくりのスタート。
土地の購入も手続きし、より具体的に話を進めていくようにしましょう。
【ポイント:住宅ローンの仮審査も忘れずに】
実際に購入手続きを進める前に、必ず住宅ローンの仮審査を申し込みましょう。
仮審査とは、いわば返済能力の有無をチェックするためのもの。
契約を行う前に実施することで、よりスムーズな手続きを行うことができます。
【ポイント:家づくりの打ち合わせはしっかり行おう】
せっかく家づくりをするのであれば、施工を依頼する会社ときちんと打ち合わせをし、不明点があれば納得するまで確認するようにしましょう。
特に最初のプラン決めの段階は、細かな打ち合わせが続きます。
間取りだけでなく設備や建材、外壁や内壁の色など様々なことを決めていかなければなりません。
気になることは都度明確にしておくことで、より満足度の高い家づくりができるでしょう。
家づくりをする際の注意点

家づくりは人生のうち、そう何度もやり直すことができませんから、計画的に行うことも必要です。
以下の注意点も参考に、後悔しない家づくりをスタートさせましょう。
【注意点①家づくりは余裕を持って始める】
家づくりには、1~3年程度かかります。
土地から探す場合は、もしかするともっとかかるかもしれません。
必ずスケジュールには余裕を持ってスタートするようにしましょう。
【注意点②ときには決断力も必要】
家づくりをするにあたっては、色々なことを細かく打ち合わせをし、決めていかなければいけませんから、いつまでも「どうしようかな?」と悩んでいては、なかなか完成しません。
悩んだときは専門家の意見を取り入れながら、納得するまで話し合いを重ね、答えを出していきましょう。
特に土地選びの際は、悩んでばかりいるとなかなか決められません。
「ここ、いいな」と思った物件というのは周りから見ても魅力的に感じるものです。
大きな買い物ですから、尻込みしてしまう気持ちもあるとは思いますが、他で決められてしまう前に決断する力も高めておきましょう。
【注意点③家づくりは焦らない】
なかなか上手く土地探しや資金計画が進まないと、焦ってしまうかもしれませんが、焦りは誤った判断を生むだけなので気を付けましょう。
きちんとしたステップを踏むことで、悔いのない家づくりをすることができますよ。
家づくりは計画的に進めよう

家づくりを進める際は、焦らずスケジュールに余裕を持って行うことが大切です。
そして住みたい理想の家のイメージを具体化し、現実的な予算と照らし合わせて無理なく進めていきましょう。
家は建てて終わりではありません。
その後の生活は続いていくわけです。
ローンの返済の負担が大きくなれば、それだけ教育費や医療費、生活費などに充てられる額が減ってしまいます。
そうならないよう、最初からしっかり理想と現実を見つめて家づくりを進めましょう。
私たち無添加計画では資金計画、ライフプランニングを含め、土地選びから住宅計画までワンストップサービスでお手伝いしております。
土地と建物の予算のバランスを見て家づくりを行えるので、より満足度の高い家づくりをすることができますよ。
また、専門スタッフがお客様一人一人に合ったライフプランニングも実施しておりますので、費用面での不安も解消できるはずです。
住まいに関する様々な疑問やお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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