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『人生が変わる家づくり』に学ぶ~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~
2022.12.09
山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。
国土交通省の平成25年『住生活総合調査』によると、マイホームを建てた人の5人に1人が家づくりに関して何らかの後悔をしているデータがあるそうです。
では、どうすれば後悔しない家づくりができるのか?
一級建築士の兼坂成一氏による『人生が変わる家づくり』という書籍を参考に考えてみます。
『人生が変わる家づくり』に学ぶ
兼坂氏が提唱する家づくりの最終目標は、「快適で豊かな暮らしの器」となる住まいを手に入れること。
そのためには、「業者と建て主が互いにいい距離感を保ち、細かく意見を交換すること」が大切だといいます。
では、どんな意見を交換するといいのか?
他の書籍ではあまり見られない視点を一部ご紹介します。
- 充填断熱で大事なのは、何を使うかではなく、どうやって充填するかという技術面
- モデルハウスでは、ただ一点、住宅性能に絞って見学すべき
- 導入を検討してほしいのが「地熱基礎+蓄熱式温水床暖房」というシステム
- 必ずしも「耐震等級3=よい家づくり」というわけではない
- 屋上やルーフバルコニーはあきらめなさい
- ガルバリウム鋼板は欧米はもとよりサウジアラビアやシベリアなどの気候が厳しい地域でも使用されている世界的ベストセラー商品
- 人気のデザイン、吹き抜けやスタイリッシュな外観に注意
- 外壁・屋根にかける費用を抑えたら、かえって高くつく
- 暮らして最初の冬に結露する家はもう長くは持たない
- 耐震等級は高ければ高いほど安全なイメージがあるかもしれませんが、数字に踊らされてはいけないという指摘が印象に残りました。
最高等級3の取得であっても、「壁を増やし開口部を減らせば大半の建物で取得可能」だということです。
耐震等級3であっても、壁の配置バランスが悪いこともあるようです。
住宅に関する勉強ははっきりいって無駄!?
著者は「住宅に関する勉強をまったくお勧めしません。はっきりいって無駄」と苦言を呈しています。
この苦言には正直、疑問が残りました。
プロに口出しし過ぎてチグハグな家になってしまっては本末転倒ですが、余計な口を挟むなと言われているようで、なんだか寂しく感じました。
業者と建て主が互いにいい距離感を保ちながらも、建て主なりに学んだ知識をもとに適度に意見交換することは、後悔しない家づくりをするためにも必要なことではないかと思いました。
以上、『人生が変わる家づくり』でした。
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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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